2013年9月30日月曜日

フードメーカー見学(ドイツ)

ドイツ・フランクフルト郊外のKleinheubachという町にあるフードメーカーJoseraの見学に行って来ました。日本の環境事情を理解してもらったり今回訪問に至った経緯など話をし工場を案内して頂きました。工場は独自のラボを持ち検査基準を見据えて厳しいチェックがされておりました。広大な敷地内には主に動物用プラントと人間用プラント(人間用のシリアルや食品も製造しています)があり清潔な環境で作られていました。ドイツに於いて世界標準機構(ISO)と同じ規格が採用されているDLG(ドイツ農業協会 : 農業の発展向上を目指し様々な食品や農場の検査を実施しています。)
参照 http://www.dlg.org/home-en.html  .

DLGにはペットフード部門があり人間用の食品と同様に分析検査がされており、総合的な分析の結果質の高いフードである事が証明されれば独自の管理番号と共に" SEHR GUT " ( VERY GOOD )というスタンプが商品に表示されます。
参照 http://www.dlg-tiernahrung-test.de/en/index.php

また欧州連合に於ける遺伝子組み換えの規制に関してはおそらく世界でもっとも厳しいGMOに従って原材料を厳選しているという事でした。

このように非常に厳しい基準をクリアしたドイツ製商品であるということ、また大型犬に焦点を合わせ製造されていることを踏まえJosera社を訪問しました。添加物が入っていないので日本国内で扱われている一般的なものに比べ消費期限がじゅうぶんに長いとは言えませんがその点に関しては輸入商社などはリスクを考え敬遠してきたのではないでしょうか。スイスでバーニーズのためのヘルスシンポジウムに参加してきた私どもにとってドッグフードは本当に大切な物であるという認識を更に持ちましたし、品質を吟味しなくてはならないと痛感しております。

Josera社 正面ゲイト
 
 
奥に見えるのは人間用食品プラント
 
巨大トラックで出荷していきます。
 
輸出担当のSimoneが案内してくれました。
 
すべて自社工場で作られたシリアルやペットフードです。
 
 
 
 
 
近くの町Miltenbergに案内してもらいました。
 
 
 
 
 
ドイツで最も古いレストランだそうです。(向かって右1階)
 
ここでランチしました。
 
典型的なメニュー、フランクフルトソーセージとパン。
 
 
 

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